箱根登山バス・伊豆箱根バス・富士急モビリティで行く小田原市周辺の旅

0.はじめに

神奈川県も局数ベースでは8割以上攻略できている。はずなんだけど。しかし、それは甘い考えである。県東部の郵便局が単に多いだけなのだから。神奈川県完全制覇の旅はここから始まると言っても過言ではない(そうかな?)。

県西部のメインと目された神奈中バス(神奈川中央交通)だが、小田原市はほぼ走っていない。ギリギリ市の東端をかすめるのみ。以前はわずかながら小田原駅に乗り入れる便もあったのだが、1往復(しかも往路と復路の系統は異なっていた)では使えるはずもないので考えなくていいか。

小田原市内を走るバスは主に箱根登山バスと伊豆箱根バス。あと富士急モビリティ(旧富士急湘南バスなど)もある。それらを利用して小田原周辺の残局を回ることにした。もっとも1日で全部回り切ることは、バスの便数から言って結構難しいのであった(ぽっこん?)。

1.プランニング

まずは小田原市を回るためのルートを検討する。基点を小田原駅とした場合に、ここから回れそうな局を決める。バス系統の都合で時間が余るので後は新松田駅に移動して周辺の局を回る。今回のプランは以下の通りとなった。

鴨宮駅~箱根登山バス ダイナシティ行き~小田原東郵便局前
小田原駅東口~箱根登山バス 城東車庫行き~芦子橋
小田原駅東口~伊豆箱根バス小51系統 県立諏訪の森公園行き~市立病院前小田原市立総合医療センター
新松田駅~箱根登山バス 関本行き~四ツ角
新松田駅~富士急モビリティ松51系統 寄行き~宇津茂
新松田~JR御殿場線~相模金子

小田原市に関しては、1つ厄介な局がある。それは小田原卸商業団地内簡易局。なにせ、アクセスがない。最寄り駅の下曽我駅(JR御殿場線)から歩くと約2.5キロ、最寄りのバス停からでも700mほどある。ルートを検討した結果バス利用がよかろうということになった。ただ1日9本のバスなので、工夫が必要となる。そこをベースに考えると全く別のプランができてしまうので、今回は外すことにした。

それを除いても、まだ小田原市内には4局ほど残っているのだが、別プランで回る方がよさそうと判断したのであった。御殿場線沿線や神奈中バスでアクセスできるというのも理由である。

2.小田原市の旅

●小田原東
上記より、本日のスタートは鴨宮駅となった。普通熱海行きで小田原より手前の鴨宮で降りる。時間は、もう9時を過ぎていた。バスの時間とロケーションから言ってこんなものだろう。駅の南口から出る箱根登山バスのダイナシティ行き(箱根登山バスは箱根エリアを除いて系統番号がない)に乗る。ここのバスは前乗り前降り。えーと、乗車時に入口のカードリーダーにタッチする(現金なら整理券を取る)。降りる時に運賃箱のカードリーダーにタッチすると運賃が引かれる。中扉は使わない。前に書いたかも。

小田原東郵便局前バス停で降りる。バス停を降りると道路のほぼ向かいに小田原東局が見えた。

箱根登山バス ダイナシティ行き
【箱根登山バス ダイナシティ行き】

小田原東局
【小田原東局】

ゆうゆうポイント
【今日も忘れずゆうゆうポイント】

ここからはいったん鴨宮駅に戻る。実は小田原東郵便局を経由してダイナシティに行くバスは小田原駅東口からも出ているのだが、本数が少ない(1時間に1本程度)ので、フリー乗車券もないのに必要以上に乗ることもないかなと。

小田原東郵便局バス停
【小田原東郵便局前バス停】

新幹線が見える
【新幹線が見える】

ところでバス停の案内を見て気付いたのだが。お盆期間中は日曜・祝日ダイヤで運転します?公式サイトは見たはずだが、見落としたのか。でも結局影響はなかった模様。

●小田原寿町
鴨宮駅まで戻ってきた。次に近いのは芦子橋なのだが、次の城東車庫行きは1時間後、小田原駅東口行きは12時台にならないと来ない。やむを得ん、東海道線で小田原に移動する。普通小田原行きで次の終点小田原へ。小田原駅東口から箱根登山バスの芦子橋経由城東車庫行き(系統番号なし)に乗る。道路が渋滞している。大丈夫だろうか?芦子橋バス停で降りて、後方の芦子橋交差点を左に入る。川沿いに200mほど進み、竹橋交差点を左に入って進む。150mほど先の町田小学校北側交差点を右に入ると寿町局があった。

鴨宮駅の勾配標
【鴨宮駅の勾配標 Lは水平を表す】

箱根登山バス側面
【箱根登山バスは前乗り前降りで中扉は使用しない】

小田原駅東口バスのりば案内
【小田原駅東口バスのりば案内 たまに外人さんに聞かれるのでご参考に】

小田原駅東口E1のりば
【E1のりばの表示 どういう意味なんだ?】

芦子橋経由城東車庫行き表示
【芦子橋経由城東車庫行き 系統番号はない】

小田原寿町局
【小田原寿町局】

ここのスタンプはイラスト入り。久々にイラストを見たかも。こちらでよろしいでしょうか、と聞かれるが、結構でございます。

芦子橋バス停
【芦子橋バス停 バス停部分だけ切り込んでるのはありがたい】

●小田原久野
小田原駅東口に戻ってきた。次は伊豆箱根バスの小51系統県立諏訪の森公園行きに乗る。あれ?予定では16分ぐらい乗り換えの時間があったはずだが、時計を見るとあと6分?次のバスはさっきのバスのりば(E1)の隣ののりば(E2)から出るが、降り場は親切にも駅に近いところにある。あわてて近くの階段を駆け下り、地下街からE1~4のりばへのエスカレーターを上がる。

小田原駅東口HaRuNe小田原バスのりば案内
【E1~4のりばへの階段とエスカレーター(がある)】

小田原駅東口E2のりば
【小田原駅東口E2のりば】

何とか間に合った。このバスも前乗り前降りである。伊豆箱根バスの小51系統に乗り、市立病院前いや名前が変わって小田原市立総合医療センターバス停で降りる。またも郵便局を行き過ぎてバスが止まる。バス停を降りて来た道を戻ると久野局があった。しまった、事前の調査では市役所前バス停が近かった?うーん、計画の策定から実行まで時間が空くとプロセスを忘れてしまうんだな。

伊豆箱根バス出入り口
【伊豆箱根バスも前乗り前降り】

伊豆箱根バスと箱根登山バス
【伊豆箱根バス 小51系統(右)】

小田原久野局
【小田原久野局】

こちらではお気を付けてと声をかけていただいた。帰りは小田原市立総合医療センターバス停の方が近いようなので、それはいいだろう。ここから小田原駅に行くバスは、東口行きの小51系統と西口行きの小71系統(たぶん)があるが、次に来たのは小51系統だった。帰りの道路も渋滞している。これは仕方ないことなのか。

小田原市立総合医療センター
【小田原市立総合医療センター】

3.足柄上郡開成町の旅

小田原駅東口に帰ってきた。小田原周辺で行ける場所も終わったので、新松田に移動する。小田原市内はまだ5局残っているが、ここからだと効率が悪いので。

小田原駅の二宮金次郎像
【金次郎 歩き読書はやめましょう】

快速急行の新宿行きで新松田へ移動する。ここからいくつか選択肢があるが、今回は開成局と寄局に行くことにした。バス系統の兼ね合いである。

特急さがみ50号
【特急さがみ50号新宿行き 次の停車駅は秦野・・・】

●開成
新松田駅から箱根登山バスの関本(大雄山駅)行き(もちろん系統番号はない)のバスに乗り四ツ角バス停で降りる。郵便局を過ぎてバスが止まったので、来た道を戻る。

新松田駅の看板
【登山計画書を出しませう】

箱根登山バス 関本行き
【箱根登山バス 関本(大雄山駅)行き】

開成局
【開成局】

ここのスタンプは2種類あって局名だけのものとイラスト入りの藍色になりますが、藍色の方がよろしいですねと言われる。はい、その通りでございます。ティッシュはさみますか?と聞いてくれたが、出てきたのはティッシュを半分に切ったものだった。

これで足柄上郡開成町をクリアした。もっとも開成町は2局しかないが。もう1局は開成駅前局(小田急小田原線)である。

4.足柄上郡松田町の旅

やどりき
新松田駅に戻ってきた。ここから富士急モビリティの松51系統寄行きに乗り、終点手前の宇津茂バス停まで移動する。次の寄行きバスまでは30分以上時間が空く。新松田の駅前にも箱根そばがあるのだが、ここで行っておこうか。

箱根そば新松田店
【名代箱根そば新松田店】

冷やしきつねそば
【今日は冷やしきつねそばにした】

さて、ここから寄までの運賃は590円。まあまあ高いな。富士急モビリティもPASMOが利用できるが、駅前の案内所を見ると、往復券(割引乗車券)を発売している模様。現金のみだが少し安くなるので買ってみた。お値段は1060円。指定地以外途中下車前途無効の文字にちょっと焦るが、降車予定の宇津茂バス停は同一料金区間にあるので大丈夫みたい(札場バス停から先は寄と同じ区間になる)。蛇足だが、この系統は湯ノ沢団地前バス停から先が自由乗降区間となる。しかし、寄局は宇津茂バス停の目の前だったので、今回も利用することはなかった。

富士急モビリティ往復券
【新松田駅~寄の往復券 多少は安い】

熊出没注意
【熊出没注意!ひええ~】

富士急モビリティ松51系統
【富士急モビリティ 松51系統寄行き】

終点手前の宇津茂バス停で降りる。目の前に寄局があった。しかし、帰りのバスは7分後に来る。これを逃すと1時間待ちとなるのである。だが、ここをクリアできれば今日の目的は達成できるので、それでもいいかとは思っていたが。

新東名高速道路建設中
【新東名高速道路を作ってます、やどりき双扇橋と思われ】

寄局
【寄局 読めないだろこれ】

寄局付近の空
【雨が降りそうなそうでもないような】

窓口に入金票などを出すと、スタンプが4種類ありますと言われる。局名のみのスタンプと文字入り3色(きいろ・くろ・みどり)があるとのこと。そういう時は文字入りの3色をお願いする。うむむ、こんな時間的にタイトなところでスタンプが複数あるとは。しかし、再度訪れるにはハードルが高い。ここは行くしかねえ。5分以内に終わりますようにと祈りながら処理を待つ。なんとか3分程度で収まったようだ。しかし、300円も払ったんだからティッシュの一つも、いやそれは言わない約束だから。次はどちらに行かれますか?と聞かれたので、松田から御殿場線に乗りますと答えた。

これで足柄上郡松田町もクリアした!ちなみに他の2局は、松田局と松田惣領局。どちらも松田駅/新松田駅に近い局である。小田急線ツアーだけでよいならここまで来る必要もないのだが、神奈川県完全制覇という大目標のためだ。

宇津茂バス停
【富士急モビリティ 宇津茂バス停】

バス停に戻り帰りのバスを待つ。天気予報を見ると(ウェザーニュースアプリ)82mmの雨!?多少なら耐えられそうだが。さっきから晴れてきて結構暑いんだけど、本当に大雨が降るのか?バスは2分ほど遅れてやって来た。こういうところは行きの遅れを反映するんだな、というのは富士五湖で学んだ通りだ。バスに乗って山道を戻る。急に雨が降り出した。しかもかなりの大雨。ししょーの晴れ男力は健在であった。

かなりの大雨
【かなりの大雨】

5.足柄上郡大井町の旅

●大井金子
新松田駅からバスで行けるところはもうないので(一応あるのだが、時間的に無理なので)、ここは泥臭く(?)御殿場線で国府津に向かって進む。普通国府津行きに乗り相模金子で降りる。

御殿場線松田駅
【JR御殿場線松田駅 新松田の駅前から近い】

松田駅の空
【なんとも言えない空】

相模金子を出る315系3000番台
【相模金子駅を出る315系3000番台】

ならんだ簡易TOICAリーダー
【簡易TOICAリーダーが並んでいる タッチ注意】

駅のスロープを降り、右に向かって進みガード下を抜けてさらに進む。400m近く進むと金子局があった。ここもスタンプは2種類。局名のみとイラスト入り。イラスト入りにしてもらう。ここは局内に丸ポストがある。てことはオブジェなのだろう。

大井金子局
【大井金子局】

横断旗
【こんなところにも横断旗】

駅に戻ってきたが、次の電車は16時以降しか来ない。よって、ここで終了となる。しかしこういう絵に描いたような無人駅は淋しいな。

相模金子駅
【相模金子駅】

6.おわりに

今日も残り30分で終わってしまった。ここまで来ればそんなもんかな。ここ(相模金子)はJR東海のテリトリー。ここから国府津に戻って東海道線に乗るよりは新松田から小田急で帰る方がいいかな。Suicaを使うと、国府津で降りないといけないので、面倒なのである(TOICAエリアは本来国府津の手前の下曽我までだが、特例措置として国府津にもTOICAリーダーが設置してある)。初めは新松田に戻って来た時にそば屋に行くつもりだったのだが、もう行ってしまったのでそのまま帰ることにした。

TOICAエリアからSuicaエリアには行けません
【TOICAエリアからSuicaエリアにまたがってご利用いただけません よく三島でハマってる学生軍団を見かけるような】

そびえるビオトピア
【そびえる未病バレービオトピア もと第一生命館】

新松田で快速急行新宿行きを待つ。その前に急行相模大野行きが出るのだが、そんな中途半端なところではなあ。この小田原発の相模大野行き、町田行きってなんなんだろうか。地味な嫌がらせにしか思えないのだが。

急行相模大野行き
【急行相模大野行き 終点相模大野で藤沢発の快速急行に接続するようだが】

では快速急行に乗って帰ることにする。てかなんでこんなに混んでるの?なんでロマンスカーに乗らないんだよ?お前ら秦野市民か?とか思ってたら大体そうだったみたい。さて、今日のまとめを。

今日の結果は、神奈川県:6(小田原市:3、足柄上郡開成町:1、同松田町:1、同大井町:1)、ティッシュ:0となった。そして、足柄上郡の開成町、松田町をクリアした!これで野望に一歩近づいた?

今日の結果
【本日の結果 今回はカラフルになった】

本来なら順番に西へと進めていくところだが、神奈中バスだけだと飽きるので(コラ)辺境の地を旅してみた。ここで辺境の地について整理しておく(怒られるぞ?)。足柄上郡は大井町が1局、中井町が2局、山北町が4局残っている。山北町についてはJR御殿場線沿線が多い。富士急モビリティがフリーきっぷを出してくれれば。御殿場線(神奈川県内含む)のフリーきっぷとしては、JR東海が出している『JR東海&17私鉄乗り鉄☆たびきっぷ』ぐらいしかない。

足柄下郡は湯河原町が2局残っている。湯河原駅からの路線バスで何とかなりそう。中郡は大磯町、二宮町それぞれ1局残っているが、これは神奈中バスのエリアとなる。とにかく神奈中バスの旅を進めるのが先だろうか。

神奈川県残り旅カウンター(10/20)。どこかで挽回しないと、このペースじゃ終わらないよ(>_<)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください